2018年10月7日、人気モバイルリズムゲーム「Tone Sphere」とコラボして登場した楽曲パック。
本家ボス曲でもある「Linear Accelerator」や「Tiferet」、人気曲である「Hall of Mirrors 」など、Tone Sphereの魅力が味わえる楽曲が勢ぞろい。
ボス曲が収録されているため難しいのかと思うかもしれないが、パック全体的な難易度は易しめ。
当パック最高難易度楽曲である難易度10の「Tiferet」も、10の中では簡単な部類にカテゴライズされることが多い。
Tone Sphereが大好きという人や、まだ難しいパックは楽しめないビギナーの人にとてもオススメ。
魅力的で聴きごたえのある曲も多いため、Tone Sphereを知らない人も収録曲をチェックしてみよう。
収録楽曲
光

thead | tdata1 | tdata2 | tdata3 | ||
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Title | 光 | ||||
Composer | THB | ||||
Chart Designer | OptoNuke | ||||
Difficulty | Past | Present | Future | ||
Level | 2 | 6 | 8 | ||
Constant | 2.5 | 6.0 | 8.1 | ||
Notes | 237 | 450 | 684 | ||
Length | 2:22 | ||||
BPM | 130 | ||||
Pack | Tone Sphere Collaboration | ||||
Side | Conflict(対立) | ||||
Update Version | ver.1.8.0 (18/10/07) | ||||
Artwork |
とても素直で難しい箇所はほとんどない譜面。
しいて言えば、交差が割と多めであるが難度は高くないため問題ないだろう。
安心しつつ、Tone Sphereの世界観を味わいながらプレイできる一曲である。
小ネタになるが、タイトルが「光」なのにsideは「対立」である。
Hall of Mirrors

thead | tdata1 | tdata2 | tdata3 | ||
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Title | Hall of Mirrors | ||||
Composer | Sta | ||||
Chart Designer | Toaster | ||||
Difficulty | Past | Present | Future | ||
Level | 3 | 5 | 8 | ||
Constant | 3.0 | 5.5 | 8.2 | ||
Notes | 535 | 553 | 898 | ||
Length | 2:33 | ||||
BPM | 147 | ||||
Pack | Tone Sphere Collaboration | ||||
Side | Conflict(対立) | ||||
Update Version | ver.1.8.0 (18/10/07) | ||||
Artwork |
全部Sta氏
Tone Sphereパックおすすめ曲の1つ目。
作詞・作曲・ボーカル・イラスト・映像のすべてを、Tone Sphere開発者でもあるSta氏が担当している(凄すぎる)。
歌詞を見るとわかる通り「鏡の国のアリス」をモチーフとしている。
曲はとても透き通っていて美しく、感動を覚えるほど。
一度聞けば、Tone Sphereをプレイしてみたくなること間違いなし。
また、公式音源動画の映像美にも注目したい。
ちなみに、Hall of Mirrorsの初出は、Diverse Systemの15周年記念作品「RADIAL」。
「RADIAL」は、Diverse Systemにこれまで関わってきたアーティストによる書き下ろし曲53曲を収録した、記念碑とも表現できる作品。
もともとTone Sphereに収録予定ではなかったが、国内外のファンからの強い要望によりTone Sphereへの収録に至った。
そしてついに、Arcaeaにも登場。
譜面の傾向
難易度8のため比較的簡単であるが、先ほど紹介した「光」よりは難しい。
しかし、もっと上位の難易度をプレイし慣れているのであれば、問題なくクリアできるはず。
ちなみに本家は全然難しい。
しいて注意箇所をあげるとすれば、序盤から長いこと8分リズムで進行していくが、中盤(1:12~)でいきなり16分3連が登場するのでリズムを崩されないように。
また、サビ(1:24~)は交差するアークノート地帯になっており、交差に耐性がないと難しく感じるかも。
サビの直後(1:51~)が少しだけリズムが取りずらいが、音合わせの配置なので曲をしっかり聞くことが攻略に繋がる。
実装当初は譜面のアークノートの一部に不具合があり、端末によっては入力ができない症状が起きていたが、後に修正されたというエピソードがある。
昨夜発表されたHall of Mirrorsの不具合は、PST/PRSを含む3譜面全体におけるアークノート接続部のズレによって引き起こされたものかと思われます。問題となった階段部分も本来は繋がった1本のアークノートの予定だったと推測されます。
— Arcaea Wiki Admin. (@ArcaeaWiki) October 9, 2018
画像は接続部の一例です。 #arcaea pic.twitter.com/leJ7qTezDI
STAGER (ALL STAGE CLEAR)

thead | tdata1 | tdata2 | tdata3 | ||
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Title | STAGER (ALL STAGE CLEAR) | ||||
Composer | Ras | ||||
Chart Designer | KURORAK | ||||
Difficulty | Past | Present | Future | ||
Level | 3 | 6 | 9 | ||
Constant | 3.0 | 6.5 | 9.5 | ||
Notes | 453 | 559 | 1004 | ||
Length | 2:32 | ||||
BPM | 145 | ||||
Pack | Tone Sphere Collaboration | ||||
Side | Light(光) | ||||
Update Version | ver.1.8.0 (18/10/07) | ||||
Artwork |
初出はBMS
BMSイベント「konzertsaal -THE BMS OF FIGHTERS 2013-(BOF2013)」で、チーム「P&A」に所属していたRas氏(コンポーザー)が公開したのが初出。
ただし、この時の楽曲名は「STAGER」であった。
イベント内でも高い人気を獲得し好成績をおさめ、その後Tone Sphereに収録された。
元BOF出展曲がTone Sphereパックに収録されていることの理由だが、おそらく以下の情報が関係していると思われる。
タイトー製のアーケード音楽ゲーム「Groove Coaster」とTone Sphereがコラボした際にも、Groove Coaster側に「STAGER(ALL STAGECLEAR)」が収録された。
その際の「STAGER(ALL STAGECLEAR)」は、STRLabel主宰のsiratama氏主催によるGroundbreaking版からの収録であるのと、Ras氏自身がSTRLabelと関わりが深いことが影響し、「STRLabelからの楽曲提供協力」という形でTone Sphere初出曲扱いになった。
アートワークが変化
他の楽曲と異なり、本楽曲は難易度ごとに異なるアートワーク画像を用意するというこだわりが見られる。
画像はそれぞれ、Tone Sphereにおける難易度のEASY、NORMAL/HARD、EXPERTのものが使用されている。

譜面の傾向
アークノートが中心の独特な作りになっており、好き嫌いが大きく分かれる譜面。
好きであれば神譜面になる。
ちなみに筆者はとても好きでよくプレイする。
終始アークノートを交差して取らせる配置が登場するため、これを拾えるかどうかでクリアできるかどうかが決まる。
指を離すタイミングが早いとすぐにアークノートが抜けるため注意しよう。
どうしても抜ける人は、指がしっかり端まで動かせているかどうかを強く意識してプレイすべし。
また、中盤(0:36~)と終盤(2:02~)にスカイノートの認識難かつリズム難地帯が登場し、難所としてプレイヤーの前に立ちふさがる。
慣れないと精度が取りずらくfarを誘発しやすい。
目押ししないと突破できなさそうに見えるが、実はしっかり音取りしてあり、リズムよく叩くことができる。
曲をしっかり聞いてリズムに乗れたら楽しくプレイできるはずだ。
Linear Accelerator

thead | tdata1 | tdata2 | tdata3 | ||
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Title | Linear Accelerator | ||||
Composer | THE SHAFT | ||||
Chart Designer | THE TOAST | ||||
Difficulty | Past | Present | Future | ||
Level | 2 | 6 | 9+ | ||
Constant | 2.5 | 6.5 | 9.8 | ||
Notes | 438 | 488 | 905 | ||
Length | 2:05 | ||||
BPM | 200-211.9 | ||||
Pack | Tone Sphere Collaboration | ||||
Side | Light(光) | ||||
Update Version | ver.1.8.0 (18/10/07) | ||||
Artwork |
本家ボス曲
Tone Sphereパックの問題児だと個人的に思っている楽曲。
みんなはどうなんだろう。
初見時は、「BPM211.9の 0.9って何」とみんな感じた(と思う)。
本家Tone Sphereでは最終解禁曲であり、「ボス曲」として君臨している。
コンポーザーの「THE SHAFT」はSta氏の別名義であり、SHAFTの意味「ヒドイ仕打ち」とのこと(本人談)。
譜面の傾向
フロアノートやスカイノートで構成される5連のトリルが頻繁に登場するため、これを叩けるかどうかがとても重要。
5連の中に縦連に見える配置が混じっているが、実は左右交互で取れるトリルになっているため、それを見極めることができれば取りやすくなる。
アークノートも少々難しく、直角だったりすごく回転したりと嫌な予感しかしない。
円を描いて回転するアークノートは、実は円の中心に指を置いておけばすべて拾えるというテクニックがあり、うまく活用できると安定する。
直角に移動するアークノートも頻出するため、苦手な人にとっては最悪な譜面になるだろう。
Tiferet

thead | tdata1 | tdata2 | tdata3 | ||
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Title | Tiferet | ||||
Composer | xi + Sta | ||||
Chart Designer | 夜浪[Spherical] | ||||
Difficulty | Past | Present | Future | ||
Level | 4 | 7 | 9+ | ||
Constant | 4.5 | 7.7 | 10.5 | ||
Notes | 450 | 720 | 1086 | ||
Length | 2:28 | ||||
BPM | 140?(78-142) | ||||
Pack | Tone Sphere Collaboration | ||||
Side | Conflict(対立) | ||||
Update Version | ver.1.8.0 (18/10/07) | ||||
Artwork |
xi氏とSta氏の合作曲
Tone Sphereパックおすすめ曲の2つ目。
「FREEDOM DiVE↓」や「ANiMA」などの人気曲を生み出してきた人気コンポーザーxi氏とSta氏の合作曲。
xi氏の3rd Album「World Fragments」に収録されている。
本家では、先ほどの「Linear Accelerator」に続く2曲目のLv12譜面として登場し、高難易度を誇っている。
譜面の傾向
難易度10にしては簡単なほうであり、10入門にもオススメ。
ただ、曲の最後に降ってくる高速のトリルは10+相当で難所。
配置は単純なので見切りやすいが、速度が要求されるため指が追い付かないことも。
アークノートもそこそこ出てくるが、スコアを伸ばすには鍵盤を叩けるかどうかがカギ。
また、全体を通してトリルがよく登場するのだが、フロアノーツとスカイノーツの混合だったり、16分の滝の中に32分が混じってきたりと認識しずらい箇所も多い。
序盤と終盤に譜面のスクロール速度が遅くなるギミックが登場し、慣れないとリズムが崩れfarがでやすいためこちらも注意。
ノーツは音に合わせて置かれているため、曲をしっかり聞けば対応しやすい。
関連パートナー
対立&トリン

item | data | frag | frag_value | step | over | nheader | |||||
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解禁方法 | 「Tone Sphere Collaboration」パックの購入 ワールドモード(Chapter 0)での解禁 | ||||||||||
Type | バランス | ||||||||||
Lv20 | FRAG | 85 | STEP | 46 | OVER | 62 | |||||
Skill | (Lv.8で解放)VISUAL - Tone Sphere楽曲をプレイ時 アークノートが緑と赤、フロアノートが赤色に変化する(トマトのイメージ)。 | ||||||||||
Illustrator | シエラ | ||||||||||
Version | 1.8.0(18/10/07) |
スキルが発動すると、アークノートが緑と赤、フロアとスカイノートが赤色に変化する(トマトのイメージ)。
これは、コラボ元のTone Sphereの作者のSta氏が、「キラートマト」と呼ばれる映画の愛好家であることから来ている。
スキルの対象曲が少ないため、他の譜面でもスキルが発動してほしいなと思う。
ステータスに秀でたものは無く、キャラクター愛があれば使用する感じになるだろう。