Vicious Labyrinthは、筆者が音ゲー初心者(音ゲー歴1週間とか)のときに、はじめて購入したパックだ。
どの曲も、Future難易度は手も足もでなくて「これは人間がプレイできるやつじゃない」とさえ感じたが、曲が魅力的だったのでPresent難易度を何度もプレイしていた。
パック全体の難易度はとても高く、2代目ラスボス曲で人気曲でもある「Grievous Lady」が収録されているのが最大の特徴。
また、パック購入後に進行できるマップで入手できるパートナー「Grievous Lady 対立」が非常に優秀。
Hardスキル持ちで初心者向けのパートナーではないが、ステータスが高くワールドモードの進行を早めてくれるため、とてもおすすめだ。
また、超高難易度パックの「Black Fate」に収録されているアノマリー楽曲(隠し曲)を解禁するためにHardスキル持ちのパートナーが必要になるが、期間限定パートナー以外でHardスキルを所持するパートナーは「Grievous Lady 対立」しかいない(執筆時)。
そのため、今後のことも考えると「Grievous Lady 対立」を入手しておくのは賢い選択である。
Arcaeaをプレイしているプレイヤーのほとんどが購入している(と思われる)パックでもあるため、購入優先順位は高いだろう。
収録楽曲
Iconoclast

thead | tdata1 | tdata2 | tdata3 | ||
---|---|---|---|---|---|
Title | Iconoclast | ||||
Composer | Yamajet | ||||
Chart Designer | Toaster | ||||
Difficulty | Past | Present | Future | ||
Level | 4 | 7 | 9 | ||
Constant | 4.0 | 7.0 | 9.1 | ||
Notes | 443 | 593 | 795 | ||
Length | 2:07 | ||||
BPM | 140 | ||||
Pack | Vicious Labyrinth | ||||
Side | Conflict(対立) | ||||
Update Version | ver.1.5.0 (17/11/03) | ||||
Artwork | SKT |
このパックで唯一の癒し枠。
一見アークノートが複雑そうに見えるが見た目よりは複雑ではないため、苦手な場合は片側ずつしっかり動きを確認するなどしてみよう。
この曲で苦戦するようであれば、残りの曲は太刀打ちできない可能性が高い。
SOUNDWiTCH

thead | tdata1 | tdata2 | tdata3 | ||
---|---|---|---|---|---|
Title | SOUNDWiTCH | ||||
Composer | HATE | ||||
Chart Designer | NiTRO | ||||
Difficulty | Past | Present | Future | ||
Level | 3 | 6 | 9+ | ||
Constant | 3.5 | 6.5 | 9.9 | ||
Notes | 315 | 488 | 785 | ||
Length | 1:48 | ||||
BPM | 140 | ||||
Pack | Vicious Labyrinth | ||||
Side | Conflict(対立) | ||||
Update Version | ver.1.5.0 (17/11/03) | ||||
Artwork | スズカミ |
第一の魔女。
タイトルを略して「音魔女」と呼ばれることが多い。
鍵盤主体の譜面であり、アークノートやスカイノートとの複雑な配置はあまりみられない。
しかし、総ノーツ数が少ないため少しミスをするだけでもスコアが大きく下がり、EXやEX+難易度が極めて高い。
スコアが伸びない系の代表みたいな曲。
初見だと譜面が停止するギミックに戸惑うかもしれないが、何度かプレイすれば慣れるレベル。
ただ、人によっては9+最難関候補にもなりうるため、油断しないように。
プレイヤーの鍵盤力によって大きく体感難易度が変化し、他の音ゲーから来たばかりの人の場合はアークノートが多いIconoclastよりスコアが出しやすいこともある。
妖艶魔女 -trappola bewitching-

thead | tdata1 | tdata2 | tdata3 | ||
---|---|---|---|---|---|
Title | 妖艶魔女 -trappola bewitching- | ||||
Composer | gmtn. | ||||
Chart Designer | [Past/Present] Kurorak [Future] K//urorak | ||||
Difficulty | Past | Present | Future | ||
Level | 3 | 6 | 10 | ||
Constant | 3.0 | 6.0 | 10.0 | ||
Notes | 315 | 488 | 785 | ||
Length | 2:00 | ||||
BPM | 190 | ||||
Pack | Vicious Labyrinth | ||||
Side | Conflict(対立) | ||||
Update Version | ver.1.5.0 (17/11/03) | ||||
Artwork | Shionty |
第二の魔女。
タイトルは元々「魔女奴隷」だったらしいが、「妖艶魔女」に変更された(色々アウトだったのかもしれない)。
新曲【妖艶魔女】
— gmtn. (@gumtune) October 26, 2017
(ようつべ高画質にして記念スクショ)
ハイテンポな4つ打ちゴシックかとおもいきやこれは・・・?な新曲です。
音ゲー「Arcaea」に11月のアプデで登場するみたいですよ!
奥さん!よろしくね!
.
.
.#あれ魔女奴隷だったんだけどまぁいいか! pic.twitter.com/Ea9zDEXXOz
矩形波(_| ̄|_みたいな形)のアークノートが登場し、指を上下に動かすだけなのだが得意不得意が大きく分かれ、かなり苦手意識を持つプレイヤーが生み出される。
また全体を通してアークノートが取りずらく、真っ赤になったり抜けたりしやすいのに原因がよくわからないためイライラしやすい。
アークノートだけでなく混フレ地帯もやっかいで混乱するかもしれないが、実は叩けると一番楽しい箇所になる。
混フレ地帯は裏箔の”Go!”のボイスにスカイノーツが当てられているので、意識してみるといいかもしれない。
実装時は難易度が9だったが、Ver3.0の大型アップデートで10(旧9+)に昇格した。
このパックの2大魔女に苦しめられたプレイヤーはとても多いが、ここを突破できたとしてもこの後の曲は難易度がさらに跳ね上がる。
conflict

thead | tdata1 | tdata2 | tdata3 | ||
---|---|---|---|---|---|
Title | conflict | ||||
Composer | siromaru + cranky | ||||
Chart Designer | [Past] Toaster [Present] Nitro [Future] toaster + nitro | ||||
Difficulty | Past | Present | Future | ||
Level | 4 | 7 | 10 | ||
Constant | 4.5 | 7.5 | 10.1 | ||
Notes | 520 | 731 | 1056 | ||
Length | 2:14 | ||||
BPM | 160 | ||||
Pack | Vicious Labyrinth | ||||
Side | Conflict(対立) | ||||
Update Version | ver.1.5.0 (17/11/03) | ||||
Artwork | horte |
みんな知ってる有名曲
「conflict」は数々の音ゲーに移植されている人気曲なので、名前を知らなくても曲を聞いたことがある人は多いかもしれない。
>>【Conflict歌います】音ゲー界の国家「Conflict」を紹介【ズォールヒ ~~ ↑ wwww】
Conflictと聞くと「ビーム」を思い出す人は多いが、Arcaeaの譜面でもトレースノートでConflictのビームが再現されていたりと芸が細かい。
譜面の傾向
この曲も個人差のある譜面で、10最弱と思う人もいれば、かなり苦手に感じるプレイヤーもいる。
筆者も苦手に感じている一人で、なぜかスコアが全然伸びず、毎回頭をかしげている。
また、片手で叩かせる16分や同時押し3連など、farが出やすい配置が多く精度が取りずらい。
何度も登場するフロアとスカイのトリルは左右交互で取れるのでわかってしまえば取りやすいが、対処できないとかなり厳しい戦いになるだろう。
ちなみに、Arcaea初の4点同時押しが登場するが、難所ではないためわかってしまえば怖くない。
Axium Crisis

thead | tdata1 | tdata2 | tdata3 | ||
---|---|---|---|---|---|
Title | Axium Crisis | ||||
Composer | ak+q | ||||
Chart Designer | The Monolith | ||||
Difficulty | Past | Present | Future | ||
Level | 5 | 8 | 10+ | ||
Constant | 5.5 | 8.5 | 10.9 | ||
Notes | 685 | 1065 | 1094 | ||
Length | 2:31 | ||||
BPM | 170 | ||||
Pack | Vicious Labyrinth | ||||
Side | Conflict(対立) | ||||
Update Version | ver.1.5.0 (17/11/03) | ||||
Artwork | シエラ |
10+最難関候補のひとつ
このパック最大の問題児であり、多くのプレイヤーのトラウマとなっている楽曲。
たとえ今までの楽曲を難なくクリアできたプレイヤーだとしても、この曲には叩き潰される可能性がある。
難易度10+の楽曲の中でも最凶候補の1つであり、多くのプレイヤーから「害悪シウム」と呼ばれ親しまれている。
中には簡単に感じるプレイヤーもいるみたいだが、ほとんどは「一生クリアできない」と感じるだろう。
隠し曲の「Grievous Lady」を解禁するためにこの曲をプレイする必要があるが、この曲が難しすぎるせいでGrievous Ladyにたどり着けないプレイヤーが量産されている。
実装時の譜面定数は10.6だったが、のちに10.9に変更された。
譜面の傾向
片手でアークノートを取り続けながら、もう片手でフロアやスカイを拾う配置が最大の特徴かつ難所。
アークノートの動きは激しくないが上下左右に大きく動き、その最中にフロアやスカイが広範囲に飛んでくるため、手や腕で画面が隠れたり、絡まりそうになったり、とにかく「無理」と感じる。
恐ろしいのはそれだけでなく、フロアとスカイで構成される16分7連打のトリルも難所の1つ。
左右交互で取れるのだが配置が見切りずらく、わかっていても指が動かず取れないという謎現象に悩まされたことのあるプレイヤーは多いはず。
Grievous Ladyを解禁するために何度もプレイするが、癖の付きやすい譜面でもあるためプレイすればするほど沼にハマっていき「やっぱ無理」となりやすい。
Grievous Lady

thead | tdata1 | tdata2 | tdata3 | ||
---|---|---|---|---|---|
Title | Grievous Lady | ||||
Composer | Team Grimoire vs Laur | ||||
Chart Designer | [Past] 迷路第一層 [Present] 迷路第二層 [Future] 迷路深層 | ||||
Difficulty | Past | Present | Future | ||
Level | 6 | 9 | 11 | ||
Constant | 6.5 | 9.3 | 11.3 | ||
Notes | 956 | 1194 | 1450 | ||
Length | 2:21 | ||||
BPM | 210 | ||||
Pack | Vicious Labyrinth | ||||
Side | Conflict(対立) | ||||
Update Version | ver.1.5.0 (17/11/03) | ||||
Artwork | シエラ |
Arcaeaを代表するボス曲
実装されてからTempestissimoが登場するまでのおよそ2年半のあいだ、Arcaeaのラスボス曲として君臨し続けていた人気曲。
いまだその人気は根強く、「Grievous LadyをプレイしたくてArcaeaを始めた」というプレイヤーも多い。
実は、Vicious Labyrinthパックがゲーム内で公開されるまでこの曲の存在は明かされておらず、Anomaly Song(隠し曲)として収録されていた。
プレイするには特殊な解禁方法が必要である。
実装時、Past、Present、Futureの全てで最高レベルを更新し、特にFutureではゲーム初の難易度10で登場。(現在は難易度表記改訂に合わせて11に変更されている)
難易度10や10+の曲でEXを達成できる実力があったとしても、この譜面をクリアできると保証することは難しい。
ちなみに、Grievous Ladyという曲名は、コンポーザーの「Grimoire」と「Laur」に文字数と頭文字を合わせてあり、「悲痛な淑女」という対立の人物像を表すという粋な仕掛けが施されている。
ちなみに「Grievous Lady」はGrimoire Laurと文字数を合わせた上に、意味は「悲痛な淑女」と対立を表す曲名となっています。
— Laur (@LAUR1200) November 3, 2017
譜面の傾向
Future難易度はもちろんのことPresentでさえ、他の曲のFuture譜面より難しかったりするため注意。
Present以上の難易度では、譜面停止や4点同時押し、さらには史上初の「ノーツが逆走する」というギミックも用意され、プレイヤーを翻弄してくる。
そんなギミック満載なGrievous Ladyではあるが、一言で表現すると「超物量譜面」である。
1プレイで2譜面分くらいのノーツが飛んでくる感覚に陥り、初見プレイ時は体が動かなくて眺めてるだけで曲が終了した。
あまりの出来事だったため「音ゲーには人間を行動不能にする力があるのか」と、戦争兵器として利用されるのではという不安を覚えるほどだ。
それから、アークノートの左右の振りがやたら大きく抜けやすいため、単純な動きの場合でも油断しているとすぐミスにつながる。
ポイントとしては、フロアやスカイよりもアークノートをしっかり取るプレイングのほうがゲージが貯まりやすい。
凶悪なのはアークノートだけでなく、高密度かつ高速でノーツが降り注ぐ発狂地帯。
たとえ配置を見切ることができても、指が追い付かなくてフルボッコにされるかもしれないし、そもそも見切れない可能性も非常に高い。
脳の処理が間に合わず動けなくなり、「この世の終わり」みたいな光景に遭遇するだろう。
ただ、この曲をプレイしたくてArcaeaを始めたのに「解禁作業でプレイすることになるAxium Crisisがすでに難易度が高く、解禁できずプレイできない」という悲劇は今だに日々生み出されている。
関連パートナー
Axium 対立

item | data | frag | frag_value | step | over | over-st | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
解禁方法 | 「Vicious Labyrinth」パックの購入 ワールドモード(Chapter 1)での解禁 | ||||||||||
Type | バランス | ||||||||||
Lv20 | FRAG | 70 | STEP | 90 | OVER | 95 | |||||
Skill | なし | ||||||||||
Illustrator | シエラ | ||||||||||
Version | 1.5.0(17/11/03) |
Vicious Labyrinthパックを購入すると解放されるマップを進行することで入手できる。
ずばり、取り立てて特徴のないパートナー。
Grievous Lady 対立

item | data | frag | frag_value | step | over | over-st | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
解禁方法 | 「Vicious Labyrinth」パックの購入 ワールドモード(Chapter 1)での解禁 | ||||||||||
Type | チャレンジ | ||||||||||
Lv20 | FRAG | 79 | STEP | 102 | OVER | 79 | |||||
Skill | HARD - 想起率が0%に到達した瞬間にTRACK LOSTとなる。 | ||||||||||
Illustrator | シエラ | ||||||||||
Version | 1.5.0(17/11/03) |
Vicious Labyrinthパックを購入すると解放されるマップを進行することで入手できる。
このパックをおすすめする理由の1つに『Grievous Lady 対立が入手できるから』というものがある。
HARDスキルを所持していて上級者向けとなっているが、STEPの値が非常に高く優秀。
STEP値の優秀なパートナーを用意しておくことは、イベントを素早く攻略したり、かなりの量を誇るワールドモードの攻略を早めたりするのに役立つ。
期間限定入手でなく、時期を選ばずいつでも獲得できるのも魅力の1つだ。
また、Black Fateパックに収録されている隠し曲「Tempestissimo」を解禁するのにHARDスキル持ちのパートナーが必要になるが、もしイベント等に参加してパートナーを所持していなければ、このパックを購入して「Grievous Lady 対立」を入手するしか方法がない。