聴いていて楽しくなるそのメロディーとは裏腹に、圧倒的物量で多くの音ゲーマーを苦しめてきた「FREEDOM DiVE↓」
名前を知らなくても「どこかで曲を聞いたことがある」という人も多いはずだ。
また、FREEDOM DiVEは、BMS界のカリスマとして語り継がれている名曲でもある。
さっそくFREEDOM DiVE↓についての情報や、その魅力を紹介していこう。
FREEDOM DiVE↓とは
読みは「フリーダムダイブ」
HalcyonやANiMAなど、数々の名曲を作曲してきたxi氏のBMSデビュー曲。
BPMの高い曲を作るというイベント「MAXBEAT」で初登場。
カノンの美しい旋律と、222.22というBPMが特徴的。
収録されている音ゲーによっては曲名に「↓」がついていたり無かったりするのだが、なんとこれはxi氏のノリと勢いで決定されている。
収録されている音楽ゲーム
BMS | Cytus | CHUNITHM |
SOUND VOLTEX | maimai | オンゲキ |
VOZE | 太鼓の達人 | osu! |
MuseDash |
発狂BMSが作られて知名度が上がる
FREEDOM DiVE↓がBEATMAXに投稿されたのち、「FREEDOM DiVE [FOUR DIMENSIONS] 」という発狂BMSが作られる(通称FDFD)。
発狂BMSというのは、本家の難易度を凌駕した譜面のこと。
動画を見てもらうとわかるが、人間のために用意されている譜面ではない。
クリアできたとしたら、ゴリラ卒業である。
高難易度譜面でさえ、いとも簡単にプレイしてしまう人物を指す言葉
詳しくは「【音ゲー用語集】音ゲー用語を解説」を参照
ちなみに、なんとクリアしている人は存在する。
ゴリラを卒業すると宇宙ゴリラとなる(らしい)。
その後、スマホ音ゲーアプリのCytusに収録され、FREEDOM DiVE↓の知名度は一気に上がっていくことになる。
ちなみに、Cytusに収録された際にもやはり凶悪で、ゲーム内TOPクラスの難易度を誇っている。
どの音楽ゲームでもTOPレベルの難易度
FREEDOM DiVE↓は数々の音ゲーに収録されているが、どの譜面も超高難易度なものになっている。
というか、xi氏が作る曲はだいたい高難易度譜面として実装されるのが慣例みたいになりつつあるかもしれない。
Cytusでは最高レベルの9で実装され、かつては最難関クラスの譜面だった。
しかし後に、2分30秒のなかに2000ものノーツをぶちこんだ、頭のおかしい裏譜面が登場。
多くの音ゲーマーを絶望に追いやった。
その後、FREEDOM DiVE↓は多くの音ゲーに収録されるが、物量のすさまじい高難易度譜面として登場しているのが特徴的。
どのゲームに収録されても「超高難易度であらねばならない」というような宿命を背負っているのだ。
天使のくらんてちゃん
FREEDOM DiVE↓のBGA(Back Ground Animation)に登場している緑の髪の天使の名前が「くらんて」
CytsuやVOEZに収録された際のジャケットにも描かれている。
逆から読むと「転落」


FREEDOM DiVEを高音質で聴く
FREEDOM DiVE↓はXi氏の1st Albumである「Parousia」に収録されている。
ちなみに、Parousiaに収録されているFREEDOM DiVE↓は4:29のFull Versionである。
FullVersionで追加されている高速ピアノパートは鳥肌もの。
筆者は、FREEDOM DiVE↓ならFull Versionが圧倒的に好き。
xi氏のファンなら必携の一枚だ。